サイダーハウス・ルール

ヒューマンな映画
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村上ラジオ

村上春樹のエッセイ「村上ラジオ」をペラペラめくっていたら、りんごの気持ちという題のところを読んでいないことに気がついた。そして、驚いたことに、そこには、ジョン・アーヴィングの小説「サイダーハウス・ルール」についてのことが書かれていた。その映画のことが中心のエッセイであった。これだけで、まずは、ビックリした。何故か?それは、この映画は随分昔の若い時に観たことがあって、そのストーリーがかなり良かったので、2度も見た記憶があるからだ。ウーム、そうなのだよ。村上君、この映画はかなり良かったのだよ。

しかし、村上春樹のエッセイの「サイダーハウス・ルール」の映画に関しては、面白い映画ということとジョン・アーヴィングが自分自ら自分の小説の脚本家になりシナリオを書き、この映画でアカデミー脚本賞を取ったということが書かれていたが、エッセイの論点はそこにはなく、映画を観ている間じゅうりんごを食べたいと思っていたことに集中していたね。リンゴ果樹園が舞台の映画だから、リンゴ食べたいというのはこの映画に対する最高の賛辞かもしれないけど、自分としては「そこを書くの!流石です、村上君」という感じでしたね。

ということで、再度、「サイダーハウス・ルール」を観ることにしました。昔の私の若い時の気持ちは戻って来るかなと期待しつつ。

あらすじ

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Amazonレビュー
   ジョン・アーヴィングの同名小説をラッセ・ハルストレム監督が映画化したヒューマン・ドラマの秀作。
   アメリカ、メイン州の孤児院で純粋無垢に育った青年ホーマー(トビー・マグワイア)は、院長のラーチ医師(マイケル・ケイン)がひそかに行っている堕胎手術を受けに訪れたキャンディ(シャーリーズ・セロン)にひかれ、孤児院を飛び出してリンゴ園で働くことに。そこで彼はさまざまな人生の喜びや哀しみを体験していく…。
   人がそれぞれ生きていくうえでのルールを痛感しながら、自らの生き方を模索していく若者の姿が、みずみずしくも切なく見事にとらえられている。孤児を増やしたくないがために中絶手術を行い、孤児たちに人生のルールを優しく説き聞かせていく院長を名優マイケル・ケインが好演し、アカデミー賞助演男優賞を受賞。ほか、膨大な原作を自身の手で思いきり凝縮したジョン・アーヴィングに脚色賞が贈られている。(的田也寸志)

ひとことで言えば、孤児院しか知らなかった青年が、旅に出て成長していく話。この映画の舞台は孤児院とりんご園だ。この2つの場所で非常に素直で純粋な青年トビー・マグワイアが人が生きていく上でのルールを学んでいく物語なのだよね。この頃のトビー・マグワイアがそのあたりの心の機微を上手に演じたね。彼の静かな笑顔がとても印象的だ。素晴らしい。

この後、トビー・マグワイアはスパイダーマンでブレークしたが、近頃、彼の作品が余り見られないけど、どうしたのかな?シャリーズ・セロンは相変わらず、お元気で活躍中でありますが。

このサイダーハウス・ルールという小説・映画の中で、主人公ホーマーが生きていく上での大事な重要な人生のルールが周りの人によって、教えられていく。

ホーマーは、誰にも望まれずに産まれた孤児です。しかし、そんな自分にも自分を導いてくれていた父(ラーチ医師)と、自分を迎え入れてくれる家族がいたことに気づきました。善悪ではなく、深すぎる愛情が、迷いを生み、いつのまにか大切なものを傷つけてしまう。この映画では、そんな愛情に満ちた人間模様が描かれています。

院長は、孤児院の子どもたちに”誇り高き紳士淑女たれ”と語るあの毎晩の呼びかけが、いつか別れを迎える子どもたちへの最大の贈り物になります。そして、ホーマーのように良質なプライドを身につけることが出来た人間は、自己と他者への尊敬を自分の中に持てるようになる。そして彼らは、どんなにつらい時でも、くじけない。

ジョン・アーヴィングの小説

ジョン・アーヴィングの小説は基本的に長い。極めて、冗長である。だから、そこらへんが少し読みにくくなるかもしれない。しかし、そこには彼の言いたいことが散りばめられていて、どうしてもそうならざるを得ないのだろうね。じっくり、腰を落ち着けて読めば、面白いのだ。多くの小説がある。映画化されたものもある。長編小説ばかりだから、今の時期、時間がかなりあるのだから、じっくり読むのも手だろう。

私も、今後、ジョン・アーヴィングの作品やガープの世界の映画のことなどについて、触れていきたいなと考えています。

サイダーハウス・ルール〈上〉 (文春文庫) (日本語) 文庫 – 1996/7/1

ベストセラーになった「ガープの世界」も映画化された。今は亡きオスカー俳優のロビン・ウィリアムズが演じた。

ガープの世界〈上〉 (新潮文庫) (日本語) 文庫 – 1988/10/28
看護婦ジェニーは重体の兵士と「欲望」抜きのセックスをして子供を作った。子供の名はT・S・ガープ。やがて成長したガープは、ふとしたきっかけで作家を志す。文章修業のため母ジェニーと赴いたウィーンで、ガープは小説の、母は自伝の執筆に励む。帰国後、ジェニーが書いた『性の容疑者』はベストセラーとなるのだが―。現代アメリカ文学の輝ける旗手アーヴィングの自伝的長編。

The Cider House Rules: A Novel (Modern Library (Hardcover))(映画『サイダーハウス・ルール』原作)
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