仙人・熊谷守一
最高!!孤高の天才仙人。画家の熊谷守一。
面と線だけで構成された独特な画風による作品は、現在も高い評価を得ている。晩年は、ほとんど、抽象画。
彼は、こんなことを言っている。
「下品な人は下品な絵をかきなさい、ばかな人はばかな絵をかきなさい、下手な人は下手な絵をかきなさい、と、そういっていました。」
「結局、絵などは自分を出して自分を生かすしかないのだと思います。自分にないものを、無理になんとかしようとしても、ロクなことにはなりません。だから、私はよく二科の仲間に、下手な絵も認めよといっていました。」
熊谷守一美術館
西武池袋線の椎名町から歩くこと10分で、小さな「熊谷守一」の美術館(東京都豊島区千早)にたどり着くのだ。そう、極端なまでに単純化された独自の世界を構築した画家、熊谷守一(くまがい・もりかず、1880~1977年)の美術館がある。
自宅跡地に建てられた小さな美術館だが、孤高の画家と呼ばれた守一の熱心なファンが「聖地」として全国から訪れている。
映画の熊谷守一:モリのいる場所
山崎努主演で映画化された。妻役は樹木希林である。この二人が出演しているだけで、既に名作となっているものである。良かった。自宅のある庭は、熊谷守一の全ての世界だ。
家から出ないで自宅の庭で昆虫を観察して絵に描く。好きな文字しか書かない。袴はくのが面倒で これ以上人が家に来ると困るから文化勲章辞退。気ままに暮らすお爺さんと寄り添うお婆さんの暮らしです。樹木希林と山崎努の好演で、仙人みたいな画家、熊谷守一という稀有の素材がよく描かれていた。もともと淡々とした、それでいてユーモラスにも写るふたりの日常生活と、小さな庭の昆虫やら小動物との関わりが美しい画像となっている。樹木希林と山崎勉の好演で、仙人みたいな画家、熊谷守一という稀有の素材がよく描かれていた。もともと淡々とした、それでいてユーモラスにも写るふたりの日常生活と、小さな庭の昆虫やら小動物との関わりが美しい画像となっている。
Amazon Prime Videoレビューの数々
熊谷守一ハードボイルド展覧会
何も言わずに、ただ、熊谷守一の絵を見てゐよう。それこそが、ハードボイルド美術館の哲学だ。
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