「ファースト・マン」とオメガ

ファースト・マン

オメガのWeb公式サイトである「オメガワールド・宇宙」には、こんな一文がある。

歴史（そして可能性の限界）を塗り替えた永遠に残る偉業 ― 人類が月面に最初の一歩を刻んでから50年が経ちました。その50周年に際し、オメガはアポロ11号に乗船したオメガの時計の特別な役割と今日もオメガに着想を与え続けるムーンウォッチの歴史を振り返ります。

考えてみたら、オメガって、物凄いことをしてきたんだよね、歴史的に。そういうオメガをオマージュする映画「ファースト・マン」がある。

宇宙計画

オメガの時計が全面に出てきた映画がやってきた。「ファースト・マン」だ。

そもそも、オメガはアメリカの宇宙計画と連動しており宇宙探査の歴史において比類なき地位を獲得しているので、映画に登場するすべてのアポロの宇宙飛行士とその他スタッフは、事実に忠実に、オメガのタイムピースを着用しているのだ。

そうなのである。１９６０年代に宇宙計画を進めるNASAが、多くの時計メーカーの中から選んだ時計は、オメガのスピードマスターだけだったのだ。それだけ宇宙有人飛行に耐えられる信頼できる性能を持った時計だったのだ。

そして、長い間、NASAの宇宙計画には、オメガの時計が提供され続けたのです。凄いことだね。OMEGA。

オメガと宇宙

オメガ・ウォッチ: オメガワールド | OMEGA JP®

月への到達と海洋探検というオメガの偉業を支えたのは、そのパイオニア精神です。そして、世界で最も愛されるスパイ、ジェームズ・ボンドの存在も忘れるわけにはいきません。

www.omegawatches.jp

オメガ スピードマスター ST105.003

史実では、ジェミニ計画の宇宙飛行士だったエドワード・ホワイトが、1965年6月3日にアメリカ初の宇宙遊泳を行った際にも着けていたモデルでもありました。

お馴染みのオメガ・スピードマスターです。こちらも、ライアン・ゴズリングをはじめジェイソン・ラークが演じた同じ宇宙飛行士のエドワード・ホワイトも着用していました。

劇中では、NASAで行われていたアポロ計画のトレーニング中に、このムーンウォッチではないスピードマスターが使用されていました。

オメガ スピードマスター ST 105.012 “ムーンウォッチ”

オメガの公式サイトの「オメガウォッチ：スピードマスターを讃えて」の中に、次のような記述があります。

「オメガ スピードマスター プロフェッショナル クロノグラフ」は、ジェミニ計画から現在の国際宇宙ステーションプログラムにいたるまでのNASAの有人宇宙ミッションのすべてに使用されてきた唯一の装備として、宇宙探査の歴史に無比の地位を築いています。また、1969年にバズ・オルドリン博士が月面に着陸した際にも、彼の腕には「スピードマスター プロフェッショナル」が付けられていました。その時から、このクロノグラフは“ムーンウォッチ”と呼ばれるようになりました。

この歴史的事実を映画の中で再現しましたね。アームストロング船長演じたライアン・ゴズリングとバズ・オルドリンを演じたコリー・ストールが宇宙飛行士としてアポロ11号で着用した時計が、スピードマスター（通称：ムーンウォッチ）だったわけです。

実際の歴史では、月着陸船「イーグル」が月面着陸した際に、アームストロング船長、マイケル・コリンズとバズ・オルドリンがこのスピードマスターを着用していました。

アームストロングが最初に月に降り立ち、オルドリンが2番目に月面を歩いた人物となりましたが、無重力そして真空という宇宙空間に耐えられたのはオルドリンのスピードマスターだけでした。そのためオルドリンのスピードマスターは、宇宙空間を耐えた最も重要な時計の一つとされています。

実物は、スミソニアン航空宇宙博物館に所蔵されていたのですが、途中で姿を消してしまい、現在はどこにあるのかは不明とのことです。残念です。

ところで、オメガ スピードマスタープロフェッショナルといえば、自動巻きではなく手巻き機構なのですが、何故だか、ご存知でしょうか。

自動巻きではなく手巻き仕様なのは、無重力の宇宙空間では自動巻きのローターつまり振り子が機能しないからという理由でした。 

オメガ リストウォッチ CK 2605

手巻きムーブメントキャリバー２６６を搭載しており、１９５０年代に販売開始された時計でした。時針、分針、そしてスモールセコンドのシンプルな３針時計です。

映画の中で世界的英雄であるニール・アームストロングを演じるライアン・ゴズリングが、日常生活のシーンで着用しています。

これが、映画の中でのワンシーンだ。オメガが日常でも宇宙飛行士に愛用されていたのである。

現代のスピードマスター

このような1950年から1960年にかけてオメガが作ったスピードマスターやムーンウォッチは、現代に継承されているのか。そこが大事だ。

当たり前ですが、オメガの中で、しっかりと、継承がなされ進化を加え、更なるレベルアップがされていたのです。良かったであります。なので、その紹介。

オメガ スピードマスター ムーンウォッチ プロフェッショナル 311.30.42.30.01.005 ブラック[並行輸入品] Professional Chronograph 42 mm

オメガのWeb公式サイトでは、ムーンウォッチに対して、こうコメントしています。地球の内外を冒険するためにとは、良き表現ですね。さすが。

月で着用された最初の時計は、現在でも世界で最もアイコニックなタイムピースのひとつで有り続けています。今日、その伝説的なデザインと精神は、地球の内外を冒険するための新しいモデルへと引き継がれています。

型番：311.30.42.30.01.005
商品名：スピードマスター ムーンウォッチ プロフェッショナル
文字盤色：ブラック
サイズ：42mm
本体素材：ステンレス
ブレス素材：ステンレス
駆動方式：手巻き
タイプ：メンズ
付属品：ギャランティ（国際保証書）、純正箱
商品番号：OM37448
コメント：強化プラスチックガラス、ソリッドバック

商品説明

OMEGA スピードマスター 57 クロノグラフ (Speedmaster 57 Chronograph) [新品] / Ref.331.10.42.51.03.001 [並行輸入品]

「スピードマスター ’57 オメガ コーアクシャル クロノグラフ」は、伝説の初代モデルに敬意を払いつつも、このコレクションならではの新たな進化を具現化してデザインされた、革新的なコレクションです。

1957年に誕生したスピードマスター1stをモチーフとし、心臓部に最新鋭のキャリバー9300を搭載してデビューしたのがこちらのモデル。フェイスは2カウンター式のクロノグラフとなりますが、3時位置のインダイアルに12時間計と30分積算計を同軸で設置し、9時位置にスモールセコンドを配置するユニークな仕様。6時位置に日付表示が装備。ムーブメントにはSi14シリコン製ヒゲゼンマイを採用したフリースプラングテンプとなる、キャリバー9300のオメガ自社製自動巻きクロノグラフ・クロノメーター・コーアクシャルムーブメントが搭載されています。1stモデルを彷彿とさせるサテン仕上げのタキメーターベゼルが精悍な印象を与えてくれる逸品です。

商品説明

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