レイモンド・チャンドラー

フィリップ・マーロウ、再び

チャンドラー没後のフィリップ・マーロウ作品。4作品もあるけど、最後の『ただの眠りを』がイイね。72歳の老人マーロウがメキシコの熱い太陽の下で切なく燃える。こんな彼を待っていた。
ハードボイルド

女との会話とハードボイルド

レイモンド・チャンドラーの乾いた文章の中に、とてつもなく温かい心が隠れている。ハードボイルドの心。今回は、マーロウと女との間に流れる会話を拾って、みてみよう。
シングル・モルト・ウィスキー

シングル・モルト・ウィスキー

アイラ島には、7つの蒸留所があり、そこで作られているのが次の7つの シングル・モルト・ウィスキーだ。村上春樹の「もし僕らのことばがウィスキーであったなら」を読み、この7つのウィスキーを飲んでみよう。
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ハードボイルド

マネーとハードボイルド

金(マネー)が関係するから、事件が起きて、そして、ハードボイルドにもなる。「ロング・グッドバイ」と原尞の「そして夜は甦る」。フィリップ・マーローと探偵沢崎。金が絡んでも、クールだ。
ハードボイルド

食事とハードボイルド

レイモンド・チャンドラーの小説。フィリップ・マーロウの食事を追いかけていくと、男の食卓ってなものを考えざるを得ない。ハードでタフで皮肉屋の男には、シンプルで簡単に出来る定番の料理があれば良いのだ。
オメガ

オメガ(OMRGA)と映画とギフト

オメガと言えば、007ジェームズボンドと切っても切れない。昔オメガが映画「女王陛下の007」公開50周年記念モデルを製作、7007本限定で発売した。更に、映画「ファーストマン」でわかるように、オメガのみがNASAの有人宇宙飛行任務に時計を提供し続けている。
柳沢きみお

柳沢きみお漫画にみる男の世界

昭和の柳沢きみおの漫画が、令和の時代でも面白い。男達の生き様がかなり心に染みてくる。人生の途中で思い悩みながらも挑戦していく主人公達に何故か応援したくなってくる。お薦め。
人生

大市民を読み解く②:柳沢きみお

大市民という漫画。面白いのは、衣食住をベースに、あらゆることに男のこだわりの生き方・ダンディズムがあるところだ。森羅万象への蘊蓄を勉強しよう。
サイモンとガーファンクル

四月になれば彼女は

何故、今頃、川村元気の『四月になれば彼女は』なのか?こんな閉塞した世界だからこそ、この本で、愛と恋を通じて人間の精神関係の脆さと強さを学ばねばならないのだろうか?
ハードボイルド

ハードボイルドとコーヒー②:マーロウと片岡義男

ハードボイルドの代表フィリップ・マーロウは、果たして、珈琲を飲むのだろうか?バーボン・スコッチ以外に。片岡義男のエッセイで綴るフィリップ・マーロウと古き良き時代のアメリカ。
エッセイ

小説家の新しい生活様式

コロナ禍での小説家の新しい生活様式ってどうなのよ?ということが気になったのであった。彼らは意外に歩いていたのであった。その意味するところは何なんだろうね。小説家とウォーキング。
BARレモン・ハート

東京のBarの話(その1)

昭和レトロが若者には流行。漫画『 BARレモン・ハート 』の作者古谷三敏が逝った。Barと酒の魅力を教えてくれた達人だった。映画でも小説でも酒は心の連れなのだ。ホッとしに、Barに行ってみよう。