木村文乃がイイ。近頃、特に、映画女優として、良くなってきた。木村文乃をジャックしてみよう。
ファブルの妹ヨウコ
ファブルでの木村文乃は、原作漫画のヨウコを超えたのではないか?こういう演技が出来るんだなと感銘すら覚えたね。それなりのユーモアを持って悪い女を演じられるのだな。貴重な存在だな。
居眠り磐音のおこん
実は、映画やドラマでの他の役者との共演が続く木村文乃さんでありんした。
居眠り磐音
江戸の長屋で暮らす磐音はある日、大家の金兵衛(中村梅雀)から用心棒の仕事を紹介されます。金兵衛の娘おこん(木村文乃)が奉公している両替商今津屋に赴くと・・・・・。これが木村文乃だ。原作佐伯泰英の小説では、磐音の妻になる重要な女性だ。下町の江戸っ子に切符の良さを持った明るい設定を、地で行くように、演技している。時代劇、いけるな、確実に。この人は。
麒麟がくる
だから、その時代劇絡み関係で、大河ドラマ「麒麟がくる」にも出演をしているのは、良く判るのである。光秀の正妻役である。顔的にも、役者的にも、時代劇にも向いている。この分野での活躍が楽しみである。木村文乃は、なんてたって、剣道初段だから、素養十分でしょう。
(12)「十兵衛の嫁」
サイレーンの猪熊夕貴
それから、居眠り磐音は主演の松阪桃李と木村文乃コンビであるが、このコンビは、実は、テレビドラマの「サイレーン」に引き続きなのである。同じ、警察の捜査課に勤めバディを組むが、私的にはカップルの二人だ。だから、息がピッタリか。女刑事役だ。
A LIFE~愛しき人~ での柴田さん
実は、このサスペンスドラマで、木村文乃をつけ狙ったストーカーでありサイコ殺人犯である橘カラ役の菜々緒とは、あのキムタク主演のドラマ「A LIFE~愛しき人~」でも一緒に共演していたという連鎖の続きがあるのだ。そうなのである。木村文乃は、完璧なるオペナースの柴田さん役で出演していたのである。そして、この役での木村文乃、完璧ナースで、しかし、真摯だが皮肉屋である看護師を上手に演じていました。木村文乃、共演を望まれる存在か?
伊東くん A to Eの矢崎莉桜
この役も、なかなかの出来でした。初共演となる岡田将生と木村文乃がW主演で挑むのは、モンスター級の【痛男】と崖っぷちアラサー【毒女】を中心に巻き起こる震撼恋愛ミステリー。 アラサー【毒女】矢崎莉桜を演じた。この映画公式サイトでのあらすじコメントが良い。
木村文乃、洗練された美しさと親しみやすさを兼ね備え高い好感度を誇る彼女が、これまでのイメージを覆し、腹黒でしたたかな女という役どころに挑む。プライドだけは高く、腹の底で毒を吐きまくり、他人の不幸を利用してまで返り咲こうとする【毒女】を演じきる。
羊の木の石田文
映画「羊の木」の中で、主人公錦戸亮が想いを馳せるヒロインの同級生役で出演をした。重厚なサスペンス映画の中で、ひときわ、気になる存在であった。
こんな感じで、良い役者への道を進んでいる木村文乃こそ、時代の名女優と言われる未来もあるのではないかと、私は、勝手に思っている。
アダンの16歳
アダン ADAN [DVD]
ちなみに、木村文乃が始めて映画に出たのが、「アダン」であった。木村文乃の芸能界デビューは、16歳のとき。
映画『アダン』のオーディションにて、3074人という多くの応募者の中からヒロインの座を勝ち取った。
この映画は良い。私は絵が好きだから、なおさら、素敵なものだった。
若くして天才と呼ばれながら独学で画業に励み、晩年は奄美大島に渡った孤高の画家・田中一村の半生を描いた伝記ドラマ。
その中で、一村の最後のあたりで、木村文乃が幻の少女アダンを演じる。南国の妖精であり,姉の幻影の面影を秘めて、凍上した。極めて、印象的なシーンだ。
木村文乃、女優の誕生、である。
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