デイキャンプなのに、ソロテント?それって、どういうこと?デイキャンにハマっていく俺はデイキャンパーとして、装備品を廉価にネット購入し続けている。練習の為に、マジに何回も飯能河原に来ている俺は、遂に、テントにまで手を出し始めるのであった。
ソロテント
お一人様への道
確かに、アウトドアチェアを購入し活用したことにより、焚火前の居場所が出来たのは間違いなのであるのだけれど、これだけだと今一つ物足りないということを感じてしまうのだ。飯能河原サイトの昼間でも、そこらかしこに当然ながらテントが設営されていて、それはそれで、ここ俺の場所ダカンナァーと雄たけびを挙げているのが羨ましくもなってきたのである。それに、人は火を焚き酒を飲み食した後には、ゆるりと横になりたいものでないかとも考え、俺は、ソロテントの必要性を急激に感じてきたのであった。ム、ム、ム、大事なことはデイキャンプして帰りたくなくなったら、そこで寝て翌朝帰ればいいじゃんというユルーイ妄想の世界に飛んでしまったのであった。
そうなのだ。そう思いたって、俺は、またしても、ネットサーフィンをすることになるのであった。こればっかりりは、100均店のダイソーやセリアでの購入は厳しいのである。当たり前であるが。
それに加えて、AmazonPrimeで、『ひとりキャンプで食って寝る』で三浦貴大や夏帆を観ていたら、これは、ヤッパリ、ソロテントでしょうになるわけだよね。
まあ、そんなこんなで、俺は探したのね。ソロキャンプテントをね。YouTubeも観捲ったね。
あぁ、ひとりキャンプの心地良さよ: まずは揃える!1人ソロキャンプ初心者におすすめの道具ギア~テーブル・ランタン・チェア・バーナー・マットなど~
【90秒で組立!軽い!雨に強い!】重さ1.3kg!Naturehikeの1人用テントが軽すぎてびっくりした!
行き着いた先は、Naturehikeのソロキャンプテントになったのであった。
YouTubeの軽量・チープ・設営簡単で探していたら、見つけたのが、このモロケンさんの旅のYouTubeでしたね。この動画で、やはり、Naturehikeのソロテントが良いなと思った次第であったのでした。
Naturehike公式ショップ テント 1人用 :11,900円
Naturehike公式ショップ テント 1人用 アウトドア 自立式 二重層 4シーズン サイクリング 自転車旅行 超軽量 防水PU3000以上 キャンピング 登山
【サイズ・素材】1人用:205(長さ)x156(幅)x110cm(高さ)/Φ15cm*40cm 。フライシート:20Dナイロン・耐水圧PU4000mm。インナーテント:210Tポリエステル・PU3000mm+高密度B3ナイロンメッシュ。ポール:7001航空アルミ。
【耐風性能】専用アルミ合金POM3割ポールと太目アルミペグ、可調節絞り編み張り縄と取り合わせてテントをしっかり固定し、耐風性と安定性が抜群!
【組み立て簡単】組み立てが簡単で、一人でお気軽で組立てられ、使用も便利です。また、組立の手順と説明もアウターバッグの内側に貼られています。居住性に優れ。快適なキャンプを行うことができます。
【超安定】二層構造となっており、防風や防雨に強いです。内層にチュールがあり、通気性がよいほか、有毒な蚊と虫などに咬まれません。また、持ち運びに便利な専用バッグが付いています。
【幅広く用途】居心地がよく、キャンプをもっと楽しめます。登山、ツーリングのみでなく、大勢で行く野外フェス 、観測にもお勧めます。バックパッカーにおススメです。災害の時にも大活躍です!
これが何と言っても、軽いのである。ペグを除けば、1.3kgって凄くね。それもこの価格で。ビッツリだよね。ペグ入れると、1.65kmだね。
そして、最終的に、現物自体をショップで触れることも観ることもなく、YouTubeとネット情報だけで、購入したのであった。オイオイ、そんなことで大丈夫だったのかい。実際使ってみての感想は、次に述べますね。
このテント使ってみて、どうだった?
そして、実際に、使ってみた。デイキャンプに持って行ったのが、今年の3月の上旬の日の飯能キャンプサイトであったのだ。昼までは、それなりに春の陽射しで温かくて、思わず、沢山お酒を飲んで帰るのもメンドクサイなどうかなと思い、友達達は4時半には撤収したのであったが、俺様は、「ここで一人でいる!朝まで眠るのだ!」と言い張り、残ったのであった。ところが、風が強く吹き始めていたのだ。特に、午後から。
まずは設営。初めて、テント自体を設営するので、結構大変であったのは事実。YouTubeやネットで直ぐに設営可能と書いてあったが、俺には無理であった。それどころか、大変に時間がかかってしまった。風が強すぎたことと地面が固かったこともあり、シートを張るのに手間取ったし、何と、一緒についてきたアルミペグが2本ほど途中で折れ曲がったのであった。ム、ム、ム。やはり、ペグはチタン製でないと駄目なのか。
このNaturehikeのソロテントは重量が1.35kgということもあり、軽いのである。風になびくのである。結果、俺は、ペグを打った後に、下図のように、河原の石を集めて周りに置いて、何とか飛ばされないようにしたのであった。ナカナカの凄い絵だろう。参ったね。
そして、夕方になり、俺は、夕飯のシチューを作り、またもやビールを飲み、たゆとうのであった。なんてたって、俺には、寝床があるだぜぇ、どうだって感じで。余裕であったのだ。ところが、夜のとばりが落ちてくると、人はいなくなり、飯能河原はとても寂しくなったのであった。ヤバくねぇ。
そして、遂に俺はテントに入ることになる。時間は、多分夜の9時前に違いない。トイレに行って、この初めてのテントに潜りこむのである。ところが、独り用で横側にちょっとした前室めいたもののあるこのテントは入るのが結構大変なのであった。ということは後で分かったことでもあるが、出るのも結構狭くてキツカッタのでもある。狭い我が家は狭すぎるのである。でも、しょうがない。ひとり旅というのは、きっと、こういうことなのだろう。
俺は、テントの中に、入ると、入れておいた羽毛シュラフに潜り込み、セリアとダイソーで購入した100円ランタンもどき灯りをつけて、持参した本を読むのであった。グランドシートもエアーで膨らませるヤツで、そこまでは地面の石の痛さが伝わらないで済んだかな。
読む本は、いつも同じだ。ポール・オースターの『ミスター・ヴァーティゴ』である。ファンタジーなのだが、いつも途中で直ぐに寝てしまうのだ。眠るためには、俺にとって、とってもファンタジーな本なのである??睡眠本。
ミスター・ヴァーティゴ
俺はけだもの同然、人間の形をしたゼロだった。師匠に拾われ、誰一人なしえなかったことをやってのけた。各地を巡業し、人々を魅了した…。20年代を背景に“空飛ぶ少年”の飛翔と落下の半生を描く、ポール・オースターのアメリカン・ファンタジー。
早く寝ようと思い寝るのだが、実に寒いのだ。冬もOKのはずのテントであり、羽毛シュラフに包まれているのに、とても寒いのである。3月の河原の夜はここまで寒いとは思わなかったのである。それで、狭いテントの中でカイロを腹と背中にまで付けたのであった。甘かったな。3月のテント場はまだ温かくないのだ。だから、あまり、この時期は、テント泊まり客もいないのだろうか。
そんなこんなで、俺は何度も夜中に寒さで起きては、トイレに行ったり来たりしていたのである。頭にヘッドランプを着けて。寒いぜよ、夜は。
やはり、デイキャンパーが突然に、テント泊まりをするってのは邪道かもしれないね。もう少し用意をしなくてはならないね。だが、電車で来るバックパッカーとしては、テント・シュラフ・シートもリュックに入れて、そこまで重くなくて、ここまで歩いて来れるのだから、やはり、良いよね。この重量は魅力だねえ。
だが、だが、チープはしかし、生命に危険があったりもして・・・・?結局は、世の中、金になっていくことを感じる俺なのであった。前回と結果、同じじゃん。バカなの??
まあ、冬場を避ければ、この装備で全く問題はないと思うけど。泊まるにしても。でも、冬場が魅力だよね。キャンプするなら。本当に空気がキリッとしていて良いのだけれどね。
次回は、羽毛シュラフとグランドシートについて、装備品としてコメントすべきだね。兎に角、デイキャンパーはソロテントキャンパーに、もしかしたら成長していくかもしれないな。なんて、思ったりしたりして。
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