詩集

詩人の詩集から人生を勉強する。

忌野清志郎

忌野清志郎:ハードボイルド詩集館

忌野清志郎の詩集。歌詞同様に、ナカナカのグッとくる味のあるメランコリーな作品を書いている。今回は、『十年ゴム消し』。今だからこそ、忌野清志郎。

吉原幸子:ハードボイルド詩集館

吉原幸子。ビジュアル的にも、美しかった詩人。「こんなカッコイイ女性詩人がいるか?強くて孤独で、勇ましくて繊細。」との指摘も切ない。女性のための詩。その詩の素晴らしいこと。
木山捷平

木山捷平:ハードボイルド詩集館

村上春樹のエッセイでも、木山捷平の詩に触れている。気取った言葉など使っていないのに、その時の情景や心持ちがすっと目のまえに浮かんでくる詩だと。昭和の詩。簡潔で諧謔的な感じもあって、面白いね。短い詩の中に、とても、深い気持ちが入っている。
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中原中也

中原中也とコラボする:ハードボイルド詩集館

伊藤健太郎とコラボすべき詩人は誰だろう。ヤンチャさもありながら、結構真面目なところもある若い詩人のイメージ。当然のことながら、叙情はある。そんな人は誰だろう。浮かんでくるは、やはり、『中原中也』しか、いなかった。伊藤健太郎の絵柄が詩を昇華させるだろうか?実験。

金子みすゞとコラボする:ハードボイルド詩集館(その2)

金子みすゞの詩の第2回目。勝手に、金子みすずの詩とコラボレーションすべき人は、横浜流星と考えている。「自分」と自分以外の誰かの関係を大事にする温かい金子みすゞの詩と横浜流星の気持ちが多分一致しているからだと勝手に解釈中。金子みすゞ&横浜流星、上等。
金子みすゞ

金子みすゞ:ハードボイルド詩集館(その1)

今、何故、金子みすゞの詩が注目を集めているのかというと、それは「自分」という存在は自分以外の誰かがいて、初めて成り立っているという基本的なことを思い出させてくれるからなのだ。
中原中也

中原中也『F』面:ハードボイルド詩集館

中原中也の詩の第6回目だ。今回は、ダダイズムからまた離れて、「春のロマンチック編」でいこうと思う。中也は春が好きだ。春の中原中也のリリシズムを堪能してほしい。
中原中也

中原中也『E』面:ハードボイルド詩集館

中原中也の詩の5面目まで来た。今回は、ダダイズムの中也に注目してみよう。ダダは、既成の秩序や常識に対する、否定、攻撃、破壊といった思想を大きな特徴とする。ダダイスト中原中也の虚無的な詩を紹介しよう。そこにも、中原中也のロマンティシズムがある。

鮎川信夫:ハードボイルド詩集館

戦後現代詩にとって、一番重要な人物と言われる『鮎川信夫』。鮎川信夫という詩人。本当に、ハードボイルドだったかもしれない。元軍人で死線を超えて戻ってきた男。まるで、トム・クルーズの映画『アウトロー』の主人公である「ジャック・リーチャー」みたいじゃないか。
中原中也

中原中也『D面』:ハードボイルド詩集館

中原中也は読めば詠むほど、味がある。何に向かっていたのだろうか?そこには、寂しさがあり被虐があり優しさがあり言葉の笑いも少しあり人の温もりがある。今回は、人への想いを中心にした詩を紹介していこう。人が恋しいくせに、素直にそうは言わず、ひねくれたような感じ。そこに、中原中也の激しい人への想いがあるね。
中原中也

中原中也『C面』:ハードボイルド詩集館

中原中也は自然を詠う。それは、渓流であり川であり水であり海であり滝である。その自然の中で、中原中也は、自分をしっかりもって自分と自然を対比して自分を詠う。そこにいるのは何故?そこから貰っているものは何?
中原中也

中原中也『B面』:ハードボイルド詩集館

中原中也という天才詩人。第2弾の詩のご紹介です。今回は、特に、恋愛編ですかね。そこに純粋さや若さを感じられる。昔の自分に戻れてしまうような気がして、不思議だ。まだ、自分の心が素朴だったころ、こんな想いを自分は秘めていただろうか。